「武者組」の展覧会情報のリンク先を一部修正

「武者組」の閲覧者から本来のリンク先でないサイトが表示されているページがあるという連絡を受けて、リンク先を修正しました。具体的には「2023年の展覧会」の「鎌倉芸術館」のリンク先を修正しています。 同館のURLが変更になっていたにもかかわらず…

生成AIに「龍となれ 雲自ずと来たる」という絵を描いてもらった

今話題の生成AIに、実篤の「龍となれ 雲自ずと来たる」という言葉をもとに絵を描いてもらった。 BingというサービスでDALL-E3というAIエンジンを使って絵を描いてもらうことにした。指示(プロンプト)は「『龍となれ雲自ずと来たる』を絵にしてください」。…

辰年といえば、この言葉

新年明けましておめでとうございます。2024年の年頭にあたり、辰年といえば実篤のこの言葉ということで「龍となれ 雲自ずと来たる」を紹介しました。今年もよろしくお願いいたします。 武者組/2024年のごあいさつ

出没!アド街ック天国「東松山・森林公園」

8/19の「出没!アド街ック天国」(TV東京)は「東松山・森林公園」の回。 埼玉県東松山市は、白樺派メンバと交流のあった、彫刻家・高田博厚の作品が野外に展示されているところだ。「高坂彫刻プロムナード」として高坂駅から関越自動車道に向かう通りに32点…

新美の巨人たち:山下清「長岡の花火」×山崎静代(南海キャンディーズ)(テレビ東京)

今週土曜日8/19の「新美の巨人たち」(テレビ東京)は、「山下清「長岡の花火」×山崎静代(南海キャンディーズ)」の回。 新潟県長岡市の花火大会を描いた貼絵作品「長岡の花火」は、山下清の代表作の一つ。現在SOMPO美術館で開催中の「生誕100年 山下清展-…

6/2の実篤記念館近くの入間川の水位

台風2号の影響による大雨はピークを過ぎたが、実篤記念館近くにある入間川の観測所では、6/2の18時頃と24時過ぎに水位が1.5m前後になっていた。氾濫発生水位は3.02mなのでじゅうぶん余裕があるが、ふだんは水が少ない川だけに近くの方は心配だったと思う。 …

「2023年の展覧会」を更新(2023/5/5)

2023年の展覧会を更新。これまで少しずつ更新していたが、今回の更新は下記。 豊田市民芸館の展示予定を追加。10月~12月の「沖縄の美」は昨年日本民藝館で開催した展覧会の巡回展。 真鶴町立中川一政美術館の展示予定を追加。9月末から、生誕130年の記念展…

うさぎ年にジャンプ!

今年はうさぎ年。60年前の1963(昭和38)年には、この年78歳になる実篤が卯年にちなんで自宅の前でジャンプする写真が残されている。『新潮日本文学アルバム 武者小路実篤』の87ページに掲載されているが、卯年=ウサギ=ジャンプという昭和のシャレ心だ。もし…

「2023年の展覧会」を掲載

2023年の展覧会を掲載した。公立の美術館は年度末まで展示予定は発表されないが、私立は少しずつ発表されているのでそれらを反映した。 東京国立近代美術館の「70周年記念展 重要文化財の秘密」は、2022年10月から12月に東京国立博物館で開かれた「国宝展」…

特別編:三浦義村の墓に行っていた話

2022年のNHK大河ドラマは「鎌倉殿の13人」(脚本・三谷幸喜)。15年前の夏に、実篤が子ども時代に夏を過ごした三浦半島へ行ったことがあり、そのとき近くにあった三浦某のお墓にも寄ったことを思い出して、写真を探してみた。 するとまさかの三浦義村(「鎌…

田村景子・編『文豪東京文学案内』(笠間書院)

『文豪東京文学案内』(笠間書院) 田村景子・編、田村景子、小堀洋平、田部知季、吉野泰平・著 書店発売日:2022/4/27 書店で現物を確認。「『小説の神様』は、東京を疾駆した 志賀直哉の東京」という章があり、「自転車」「小僧の神様」「正義派」「城の崎…

「2022年の展覧会」を更新

「武者組」の「2022年の展覧会」を更新した。各館の展示案内から随時更新しているが、連休中に「日本歴史」2022年5月号(吉川弘文館)の「2022年度前期 全国博物館企画展案内」を参照した。 同誌は毎年5月号と10月号で全国の博物館の半年分の展示予定を、場合…

「日日是白樺派」Reboot

新年度ということで、久しく更新していなかったブログに再度火を入れることにした。 新型コロナウイルスの終息が見通せない中、「外出できないなら、本とインターネットを逍遥すればいいじゃない」とマリー・アントワネットが言ったとか言わなかったとか。エ…

緊急事態宣言のため、実篤記念館と実篤公園は臨時休館・臨時休園

東京都に出された3回目の緊急事態宣言のため、実篤記念館と実篤公園は2021年4月27日(火)から5月11日(火)まで臨時休館・臨時休園中。延長の可能性もあり、同館のホームページやtwitterで随時告知があるとのこと。 記念館では春の特別展「『白樺』創刊110…

実篤記念館のそばを流れる入間川の水位情報

実篤記念館の西側に、多摩川の支流である入間川(いりまがわ)が流れている。通常はほとんど水は流れていないのだが、以前氾濫したことがあるので急速な豪雨時の水位上昇が気になる。川には水位の計測装置が設置されており、その情報をモニタリングできるサ…

調布市ウォーキングマップ

今年の3月に「調布市ウォーキングマップ」という小冊子が発行されていて、調布市内の4つのモデルコースが載っていた。その1つ「コースA:野川散策と調布の文化コース」に実篤記念館と実篤公園が組み込まれていた。 つつじが丘駅スタート、仙川駅ゴール。 つ…

実篤記念館と実篤公園の再開は6/2

2020年5月25日(月)に国は東京都を含む5都道県の「緊急事態宣言」を解除し、東京都は5月26日(火)午前0時から外出自粛や休業要請などの段階的な緩和を進めている。 それらをうけて調布市は5月27日(水)に「緊急事態宣言解除に伴う市長メッセージ」で、公共施設…

実篤記念館と実篤公園の臨時休館・休園は5/31まで延長

調布市は2020年4月24日(金)に、市の施設の臨時休館を「5月31日(日)」まで延長することを発表した。 (5月31日まで)施設の休館及び貸出しの休止(4月24日更新) | 調布市 そのため、実篤記念館と実篤公園の臨時休館・休園も5月31日(日)まで延長された。6月1日(月…

実篤記念館と実篤公園は臨時休館・休園中

新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、実篤記念館は2020年3月28日(土)から5月6日(水、振替休日)まで臨時休館となっている。 3月14日(土)から開催していた春季展「新収蔵品展」は4月19日の会期末を待たずに展示が終了してしまった。2016年度から19…

『週刊読書人 追悼文選』

「週刊読書人」編集部による『週刊読書人 追悼文選』が出た。紅野敏郎による実篤の追悼文が収録されている。タイトルは「類い稀で壮大な思想を背景に持つ」。 『週刊読書人 追悼文選』全国の書店さんやネット書店で発売中です。収録した追悼記事の他に、これ…

AmazonでKindle版 講談社文庫クラシックスのフェア (2/6まで)

窓の杜によると、AmazonのKindleストアで講談社文庫がセール中とのこと。 『モンテ=クリスト伯』全5巻が各巻440円均一! Kindleストアで講談社文庫の名作がセール中 - Book Watch/セール情報 - 窓の杜 のぞいてみると、志賀直哉とその門下が何冊か見つかっ…

調布市内の実篤チョコ販売場所(2020年版)

2020年版実篤チョコの調布市内の販売場所は以下の通りです。 (1月9日発表)「実篤チョコ」2020年バレンタインシーズン限定版発売 | 調布市 No. 名称 最寄駅 営業時間 定休日 特記事項 1 武者小路実篤記念館窓口 つつじが丘、仙川 9:00~17:00 月曜 月曜が祝日…

2019年の振り返り

「2019年を振り返って」という文章を書きました。前年との比較はあまり意味がないと思います。今年もできる範囲でいろいろ見ていきたいと思います。 武者組/2019年を振り返って

日本近代文学館編『ビジュアル資料でたどる 文豪たちの東京』

日本近代文学館が編集した『ビジュアル資料でたどる 文豪たちの東京』という本が出るそうだ。 「古写真やイラスト、新聞・雑誌の記事や地図など当時の貴重な資料と、原稿や挿絵、文豪たちの愛用品まで100枚を超える写真」というビジュアル資料が多いようだが…

椿?サザンカ?

待合室で読む雑誌「週刊文春」、読むのは「文春図書館」。今日は虫の知らせか、たまたま図書館で最新号を手に取ったら「桜玉吉の日々我人間」に実篤の絵が。椿と思っていた木がサザンカだと知り、家の玄関に飾ってある実篤の絵に描かれている椿もサザンカ?…

「椿貞雄・椿夏子展 親子をつなぐもの」(船橋市西図書館)

一昨日千葉方面に出かける用事があったので、船橋市西図書館の「椿貞雄・椿夏子展 親子をつなぐもの」を見てきた。椿貞雄の油彩画4点、水彩画など4点、椿夏子の型絵染が大小7点と小規模だが、良い作品が出ている。関連図書が展示されているのも図書館ならで…

調布市の災害時協力井戸

調布市では災害時に近隣住民への生活用水等を確保するために「災害時協力井戸」を登録してもらっている。 災害時協力井戸 | 調布市 災害時にできる限り近隣の住民等に井戸水を提供する。 災害発生時に所有者または管理者が許可した場合のみ使用できる。 リス…

鹿島茂『神田神保町書肆街考』

書原つつじが丘店でちょっとだけ立ち読み。神保町の書店街の成り立ちについて書かれている。 「白樺派と東条書店」という章があり、里見弴が古本を売った店は東条書店だったとあった(違う店の名前を里見は記憶していたが)。鹿島氏らしい、相変わらずの情報…

譚璐美『戦争前夜:魯迅、蒋介石の愛した日本』

実篤記念館公式twitterに教えていただいた本。出先の書店にあったので、パラッと見る。 内山書店の紹介で魯迅と実篤が会い、魯迅を「いい人物」と見たという実篤の短い感想が出ている。 魯迅は同じ内山書店の紹介で会った野口米次郎に対して、自分の知りたい…

芳賀徹『桃源の水脈―東アジア詩画の比較文化史―』

「桃源郷」の系譜を中国̪詩画、日本詩画からたどる本のようである。未見。Amazonで「実篤」で検索したら、最新のものがこれだった。 上田秋成、「草枕」、 小川芋銭、小杉放菴などもとりあげられ、「アジアにおける『新しき村』運動—— 武者小路実篤から周作…