劉生

「渋谷ユートピア1900-1945」(渋谷区立松濤美術館)

渋谷区立松濤美術館の「渋谷ユートピア」展を見てきた。渋谷という切り口で日本近代美術をふりかえるのはおもしろいと思う。そのような展覧会の趣旨も、劉生の絵を見たら忘れてしまった。劉生の作品はパネルが1点(切り通し)と油絵が2点出ていたが、実物を…

「鵠沼と岸田劉生」(鵠沼郷土資料展示室)を見学

最終日の最後の1時間にすべりこみで「鵠沼と岸田劉生」を見学した。「鵠沼を語る会」がこれまで研究してきたものの集大成で、壁いっぱいに貼りだされた見応えのあるすばらしい展示だった。 日記の挿絵やその他の資料から、劉生が住んだ松本別荘を復元した図…

「天才画家の肖像 岸田劉生 麗子像百変化」(NHKBS)

11/16(水)9:30〜11:30にNHKBSプレミアムの「BSアーカイブ」で、「天才画家の肖像 岸田劉生 麗子像百変化」が放送される。初回放送は2004年12月15日。「麗子の表情の変化を通して見えてくる劉生の画法の秘密に迫る」とのこと。 なお「BSアーカイブ」は通常は…

「日曜美術館」に出演した諏訪敦氏のblog

明日放送の「日曜美術館」(id:musha-gumi:20101005:p1)にゲスト出演した諏訪敦氏の公式blogを見つけた。収録の様子も書かれていて、「リアリストとしての先輩に対する義務と感じて出演を決めた」というのもなんだかうれしい。 ひとが話しているときによそ見…

来週の「日曜美術館」は岸田劉生の回

来週(10/9)の「日曜美術館」(NHK教育)は、「天才画家・岸田劉生 二つの傑作と苦悩」。現在大阪市立美術館で開かれている劉生展との関連だろうが(同館の館長もゲスト出演する)、麗子像と切通しの写生をとりあげるようだ。ゲストに細密な写生画の諏訪敦氏…

生誕120周年記念 岸田劉生展(大阪市立美術館)

昨日大阪市立美術館(大阪府)で「生誕120周年記念 岸田劉生展」が始まった(11/23まで)。「麗子いっぱい」というキャッチコピーで盛況のもよう。最近開かれた劉生展(「画家・岸田劉生の軌跡」)とも内容が違うようだ。大阪はちょっと遠いので行けなくて残…

大阪市立近代美術館のweb美術館がひと足早く公開

2016年度開館予定の大阪市立近代美術館のweb美術館が、ひと足早く8/1に公開されていた。コンテンツは少ないが、所蔵作品の一部を見ることができる。岸田劉生の「静物(湯呑と茶碗と林檎三つ)」も細部まで拡大して見ることができ、絵のモチーフとなった、リ…

「渋谷ユートピア1900-1945」(松濤美術館)が楽しみ

渋谷区立松濤美術館では開館30周年記念特別展「渋谷ユートピア1900-1945 −帝都をのぞみ、武蔵野に棲む−」を開催予定である。会期は2011年12月6日(火)〜2012年1月29日(日)。かの切り通しを描いた岸田劉生も取り上げられるので、楽しみだ。同美術館のwebページ…

去年の劉生作品の展示

過去の展示だが、見つけたのでメモ。大阪市立近代美術館建設準備室が収集した作品が展示され、岸田劉生「静物(湯呑と茶碗と林檎三つ)」(1917)も出品された。同近代美術館の開設を楽しみにしている。 「大阪市立近代美術館名品展 大阪に集まった12の名画−近…

生誕120周年記念 岸田劉生展

09/17〜11/23に大阪市立美術館で岸田劉生展が開かれる。チラシによると、「空前絶後、今世紀最大の劉生展」とのこと。2008〜2009年の劉生展とどれぐらい内容が違うのだろうか。私は実篤の次ぐらいに劉生に関心があるのだが、この展示のためだけにはなかなか…

「切り通し」の坂再訪と、劉生旧居跡をたずねて

代々木に用事があったので、およそ10年ぶりに劉生の描いた「切り通し」の坂をたずねた。木製の標識はやや色あせたが、しっかりと坂の中腹にあった。驚いたのは、坂を登りきったところ(立正寺の前)に、同じ文言の石柱が立っていたことだ。粗悪なコピー品か…

大澤鉦一郎と岸田劉生−愛美社と草土社の時代−(知多市歴史民俗博物館)

知多市歴史民俗博物館(愛知県)では、「大澤鉦一郎と岸田劉生−愛美社と草土社の時代−」を開催中である。大澤は名古屋市生まれ、草土社の影響を受けて愛美社を結成し、細密な写実画を描いた。10/24(土)〜12/9(日)。 知多市歴史民俗博物館 http://www.city.ch…

ウッドワン、資産譲渡へ

11/19付けの中国新聞によると、岸田劉生の「毛糸肩掛せる麗子肖像」や中川一政旧蔵のゴッホ「農婦像」などを所有する建材メーカーのウッドワンは、経営資金を得るために美術品の一部を売却する決定をしたとのこと。麗子像は売却対象には含まれていないそうだ…

横浜美術館コレクション展に生馬・劉生・河野

横浜美術館コレクション展(2009年度第2期)の出展リスト見ていたら、次の作品が見つかった。会期は7/22〜11/23。 有島生馬「女学生」(1937) 岸田劉生「椿君之肖像」(1915) 河野通勢「崖」(1919) みなとみらい・中華街まで行かれる方は、巡回されてはいかがだ…

「大原美術館コレクション展 名画に恋して」(福岡県立美術館)

「大原美術館コレクション展 名画に恋して」が福岡県立美術館で開催中だ(10/10〜11/29)。「大原美術館サポーター メールマガジン 第383号」を見ると、次の作品が展示されている。 岸田劉生「裸婦」「静物−赤りんご三個、茶碗、ブリキ罐、匙」 梅原龍三郎「裸…

岩波文庫2009年夏の一括重版

岩波文庫の2009年夏の一括重版に、『里見弴随筆集』(紅野敏郎編)と、『摘録劉生日記』(酒井忠康編)があった。7/9発売予定。この機会に買っておこうか。

「岸田劉生展」に行ってきた

五月晴れの新宿へ、「岸田劉生展」を見に行ってきた。肖像画だけの展覧会でコンパクトにまとまっていた感じ。もっと見たいという欲求はあるが、きりがないのでよしとしよう。こちらを見返してくる自画像がよかった。全国各地からよくぞ集まってきたと感心し…

「美の巨人たち」に麗子像登場

テレビ東京の「美の巨人たち」の5/9(土)の回で、劉生の「麗子肖像(麗子五歳之像)」 がとりあげられるようだ。録画しよう。 「美の巨人たち」ラインナップ http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/02_lineup.html

「岸田劉生展」の展示作品

昨日の日経新聞に、新宿の岸田劉生展の紹介記事が見開きで載った。掲載されている作品は以下の通り。 「古屋君の肖像(草持てる男の肖像)」 「高須光治君之肖像」 「男の像」(上記高須像の習作のようだ) 「黒き帽子の自画像」 「B・L・の肖像(バーナー…

「岸田劉生展」待ち

前売り券も買って、楽しみにしている「岸田劉生展」(損保ジャパン東郷青児美術館)。大原美術館の「現在貸出し中の所蔵品」を見ると、「画家の妻」も東郷青児美術館に来ている。よしよし。 「現在貸出し中の所蔵品」(大原美術館) http://www.ohara.or.jp/…

岸田劉生展@損保ジャパン東郷青児美術館、有島三兄弟展@鎌倉文学館

4/25〜7/5に、まったく同じ会期だが、損保ジャパン東郷青児美術館で「没後80年 岸田劉生−肖像画をこえて−」が、鎌倉文学館で「有島三兄弟 それぞれの青春」が開催される。どちらも行ってみたい展覧会だ。 損保ジャパン東郷青児美術館(東京・新宿) http:/…