志賀

AmazonでKindle版 講談社文庫クラシックスのフェア (2/6まで)

窓の杜によると、AmazonのKindleストアで講談社文庫がセール中とのこと。 『モンテ=クリスト伯』全5巻が各巻440円均一! Kindleストアで講談社文庫の名作がセール中 - Book Watch/セール情報 - 窓の杜 のぞいてみると、志賀直哉とその門下が何冊か見つかっ…

志賀直哉旧蔵の仏像が會津八一記念博物館で公開

志賀直哉が谷崎潤一郎から譲り受け、その後行方がわからなくなっていた菩薩立像が早稲田大学會津八一記念博物館に収蔵されていることが確認され、11/18から公開されるそうだ。富岡重憲コレクションにあったそうだ。 期間は2011/11/18〜2012/2/4(富岡重憲コレ…

実篤と志賀の肉声がラジオで流れる

「NHKラジオアーカイブス」(NHKラジオ第2放送)では、文豪や知識人の肉声をNHKのライブラリから選んで放送している。9月は武者小路実篤、10月には志賀直哉の回。実篤の第1回は明日である。 放送は毎週月曜20:30〜21:00、再放送は翌日火曜10:00〜10:30 解説…

伊藤礼「横浜まで」

伊藤礼の『大東京ぐるぐる自転車』はおもしろい本だが、読んでいたら下高井戸から横浜まで自転車で行く話が出ていた。その中で志賀直哉の「自転車」を取り上げて、その自転車好きな様子を説明していたが、明治の中頃、日露戦争の前に、 当時の日本の自転車の…

『文豪怪談傑作選・大正篇 妖魅は戯る』に志賀作品

今月発売の東雅夫編『文豪怪談傑作選・大正篇 妖魅は戯る』(ちくま文庫)に志賀直哉の作品も収録されているらしい。bk1にあった、編者による内容一覧を見ると、「イヅク川/夢/焚火/梟/黒犬/夢から憶い出す/病中夢/昨夜の夢/妙な夢/怪談」だそうだ…

滝田樗陰の遺品にあった原稿・書簡

朝日新聞などによると、滝田樗陰の遺品が日本近代文学館へ寄贈され、7/23にその概要が発表された。「中央公論」の原稿や、樗陰宛ての書簡などで、中には志賀の「雨蛙」の原稿、実篤や里見の原稿(作品名は記事には書かれていない)もあるという。「同文学館…

『きみが見つける物語 切ない話編』

『きみが見つける物語 十代のための新名作 切ない話編』(角川文庫)というアンソロジーに、志賀の名前があったので調べてみたら、「小僧の神様」が収録とのこと。結構オーソドックスな選だったので、逆に意外。 ちなみに同アンソロジーの既刊に『友情編』と…

林忠彦写真展「新宿・時代の貌」(新宿歴史博物館)

新宿歴史博物館では、林忠彦写真展「新宿・時代の貌−カストリ時代・文士の時代−」を開催予定である。会期は10/31(土)〜12/19(土)。 第一部は『文士の時代』だが、白樺関係はむずかしそうだ。第三部・小説の舞台来訪シリーズ『小説のふるさと』では「暗夜行路…

「あの人に会いたい」志賀直哉

志賀の映像を見るのはそんなにない。うれしくって、なんだか見ているうちに、にこにこしてしまった。実篤も映像や写真で何回も出てきて良かった。話を聞くと、人物の印象はさらに鮮やかになる。最後にまとめのことばが出るが、今回はそぐわなかったのではな…

奈良の旧志賀邸を修復、公開

新聞各紙によると、奈良市高畑の旧志賀直哉邸の修復工事が終わり、5月2日から公開されたとのこと。1929(昭和4)年4月から1938(昭和13)年4月まで住んでおり、高畑サロンと呼ばれ、多くの友人などが訪ねてきた。 老朽化により解体されるところだったが、地…

赤城山に「白樺の森」

群馬県富士見村の赤城山総合観光案内所の中に、赤城山にゆかりある人々や山の歴史を紹介する常設展示場「白樺の森」がオープン。志賀直哉も赤城山を愛した文人の一人としてとりあげられているそうだ。志賀らが泊まった猪谷旅館も模型や解説がある。「白樺」…

川端康成から志賀直哉宛ての書簡を公開中(茨木市立川端康成文学館)

茨木市立川端康成文学館では「川端康成の書簡」を開催中(4/11(土)〜5/29(金))で、その中に志賀直哉宛の書簡も公開されているそうだ。 出展リストがPDFで公開されていて、それによると昭和21年2月8日付と昭和21年3月7日付のもの。詳しくは、同館のホームペ…