2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「細川家の明治・大正」(永青文庫)

永青文庫(東京・目白)では春季展示「細川家の明治・大正」を開催中。会期は3/20(土)〜6/20(日)。公式サイトには「14代護久(1839〜93)、15代護成(1868〜1914)、16代護立(1883〜1970)を中心に、細川家の近代をご紹介」とあり、梅原、志賀、実篤の…

白樺文学館、来年度から入館料値上げ

白樺文学館(千葉県我孫子市)は、2010年度から入館料を大人200円から300円に値上げ。子供は100円のまま。 以前は高校生以上が大人扱いで200円だったが、来年度は高校生・大学生は200円。細かく言うと、高校生までは据え置きで、大学生が100円値下げ、社会人…

明日から「ゲゲゲの女房」

TV

明日(3/29)から連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」が始まる。調布が舞台になるから注目しているだけではなく、水木しげると結婚し調布に移るのが昭和36年。実篤夫妻が仙川の家に移ったのが昭和33年。実はほぼ同じ時期に調布に住み始めているのだ。 残念ながら昭…

『龍となれ雲自ずと来る』(小池邦夫監修)

絵手紙で有名な小池邦夫氏の監修による、実篤の画讃集が清流出版から刊行された(2,310円、税込)。単行本未収録の作品を中心にしたということで、最晩年の作品が多い。そのため、これまでの画讃集とは少し趣が異なっている。墨や硯の写真もあり、これもこれ…

版画展(実篤記念館)

武者小路実篤記念館では3/6(土)から「版画展」を開催中である(4/18(日)まで)。版画というと木版画を思い浮かべがちだが、ドガのエッチングやルオーのリトグラフ、岸田劉生の装幀も版画ということで展示されている。新しい切り口で作品を見るよい機会だ…