実篤記念館の西側に、多摩川の支流である入間川（いりまがわ）が流れている。通常はほとんど水は流れていないのだが、以前氾濫したことがあるので急速な豪雨時の水位上昇が気になる。川には水位の計測装置が設置されており、その情報をモニタリングできるサイトが公開されている。
（参考）入間川水位警報機 | 調布市（2010年5月14日 登録）1つは実篤記念館のそばに設置されている。
入間川の水位はこちら→水位グラフ｜東京都 水防災総合情報システム
入間川の水位はこちら→川の防災情報 ：河川の水位の時間変化
今年の3月に「調布市ウォーキングマップ」という小冊子が発行されていて、調布市内の4つのモデルコースが載っていた。その1つ「コースA：野川散策と調布の文化コース」に実篤記念館と実篤公園が組み込まれていた。
調布市の公式サイトでも公開されている。
実篤記念館・実篤公園を含むコースAは下記。
2020年5月25日(月)に国は東京都を含む5都道県の「緊急事態宣言」を解除し、東京都は5月26日(火)午前0時から外出自粛や休業要請などの段階的な緩和を進めている。
それらをうけて調布市は5月27日(水)に「緊急事態宣言解除に伴う市長メッセージ」で、公共施設等の順次開館と利用再開を発表した。
緊急事態宣言解除に伴う市長メッセージ(5月27日登録) | 調布市
実篤記念館と実篤公園は6月2日(火)におよそ２か月ぶりに再開する。マスクの着用、咳エチケットなどの他、利用にあたっての注意事項等は記念館のホームページに記載されているので、訪問前に見ておこう。
「今後、調布市及び国や東京都などの対応や指示、もしくは当財団の判断により、休館となる場合があります。ご来館の際には、当日の開館について、ホームページや公式ツイッター、または電話でご確認ください。」とあるので、お出かけ当日にもチェックが必要だろう。
調布市武者小路実篤記念館 | お知らせ |開館状況および行事関連状況 5月28日現在
調布市武者小路実篤記念館 | お知らせ |調布市武者小路実篤記念館 再開館のお知らせ（6月2日から）
調布市武者小路実篤記念館 | お知らせ |調布市武者小路実篤公園 再開園のお知らせ（6月2日から）
実篤記念館では「新収蔵品展」を6月14日(日)まで開催する。会期途中で臨時休館になったため、展示が再開されてよかった。
入館時にチェックリストの記入と提出が必要になる。記念館のホームページでPDFが公開されているので、事前に記入して持参することも可能。
実篤公園にある旧武者小路実篤邸の内部公開は、当面の間休止とのこと。
「新収蔵品展」については、臨時休館中に公式twitterで展示品が紹介されていたのをまとめてあるので、ご参考まで。
調布市は2020年4月24日(金)に、市の施設の臨時休館を「5月31日(日)」まで延長することを発表した。
(5月31日まで)施設の休館及び貸出しの休止(4月24日更新) | 調布市
そのため、実篤記念館と実篤公園の臨時休館・休園も5月31日(日)まで延長された。6月1日(月)は通常の休館・休園日のため、再開館・開園日は6月2日(火)の予定。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、実篤記念館は2020年3月28日(土)から5月6日(水、振替休日)まで臨時休館となっている。
3月14日(土)から開催していた春季展「新収蔵品展」は4月19日の会期末を待たずに展示が終了してしまった。2016年度から19年度までの4年間に新たに収蔵された資料や最新の調査結果を展示していただけに、2週間で閉じてしまったのはとても残念だった。記念館の収蔵品であるので、機会を改めて見られる日が来ることを楽しみに待ちたい。
3月27日(金)と4月11日(土)の展示解説も中止となってしまったが、公式アカウントで展示資料の画像と説明がtweetされていたので、まとめてみた。ぜひご覧いただきたい。
武者小路実篤記念館「新収蔵品展」の展示品紹介 - min.t (ミント)
実篤公園は記念館の臨時休館後もしばらく開園していたが、4月11日(土)から同じく5月6日まで臨時休園となった。また、5月16日(土)の初夏の自然観察会、5月31日(日)の文学講座「『白樺』派評価の大きな転換点－本多秋五の批評を中心に－」も中止になった。
記念館・公園ともに5月7日(木)は振替休館・休園のため、5月8日(金)から開館・開園の予定。
新型コロナウイルスを拡散させないため、利用者の方々や記念館や公園の方々を感染から守るために必要な措置なので、ここは我慢のしどころ。
「週刊読書人」編集部による『週刊読書人 追悼文選』が出た。紅野敏郎による実篤の追悼文が収録されている。タイトルは「類い稀で壮大な思想を背景に持つ」。
『週刊読書人 追悼文選』全国の書店さんやネット書店で発売中です。
— 峰岸裕（週刊読書人） (@yminegishi1) January 28, 2020
収録した追悼記事の他に、これまで読書人で掲載した510名分の全追悼記事の目録を巻末に付してあります！
※画像は目次イメージですhttps://t.co/fK3fk5knMC pic.twitter.com/oMfvlilXGW
巻末にはこれまで「週刊読書人」に掲載された追悼記事の総目録（物故者名・掲載号）があるとのこと。
窓の杜によると、AmazonのKindleストアで講談社文庫がセール中とのこと。
『モンテ＝クリスト伯』全5巻が各巻440円均一！ Kindleストアで講談社文庫の名作がセール中 - Book Watch/セール情報 - 窓の杜
のぞいてみると、志賀直哉とその門下が何冊か見つかった。2020年2月6日までのセール。
文庫版の表紙を見ながら探すのも楽しいが、かなりの点数出ているので、画面左の絞り込みメニューから著者名で探すのがよいと思う。残念ながら実篤や有島の名前は見当たらない。
