2006-09-23から1日間の記事一覧

吉田戦車『吉田自転車』

講談社文庫。渋谷区から世田谷区のはずれに引っ越してきた著者が、自転車で野川や多摩川ぞいなどを走って書いたエッセイ。「他道府県在住の方、なじみのない地名ばっかですいません。」とあるが、地元民にはすぐ近くを走っているような気がする。

舘野晰編著『韓国・朝鮮と向き合った36人の日本人−西郷隆盛、福沢諭吉から現代まで−』

明石書店、2002.4。ワールドカップ直前、「朝鮮と向き合ってきた」「善玉」「悪玉」をとりまぜて紹介。 柳宗悦:「美」を通して朝鮮を想う(土田真紀)分量びっしり。美は他の問題から孤立してはあり得ない。 浅川巧:韓国人の心の中に生きた日本人(尾久彰…

「武者小路実篤と新しき村」(さいたま文学館)

さいたま文学館(埼玉県桶川市)で没後三十年記念企画展「武者小路実篤と新しき村 理想の旗のもとに」が開かれる。9/30(土)〜12/3(日)。劉生からの手紙、劉生装丁の本、実篤の自画像など。 10/24に展示替えがあり、会期前半は県立神奈川近代文学…

寺田寅彦@青空文庫

寺田寅彦の二科会についての文章がまとまって公開。短い感想。「二科会その他」「中村彝氏の追憶」「二科会展覧会雑感」など。 http://www.aozora.gr.jp/index.html

『文学全集を立ちあげる』

丸谷才一、三浦雅士、鹿島茂著。文芸春秋。「いま読んで面白いもの」という大原則で、世界・日本文学全集(古典・現代)を編み直す、机上編集会議。 www.bunshun.co.jp/book_db/html/3/68/42/4163684204.shtml 「新刊は高いけど - PENSION LIFE …