文京区で「青鞜」創刊100周年記念事業

今年は「青鞜」創刊100周年ということで、各地で催しが開かれているが、創刊の地・東京都文京区でも記念事業がとりおこなわれる。
1つは記念講演会。青鞜創刊100周年記念講演会「『青鞜』から現代へわたしたちが引き継ぐもの」

  • 日時:2011年12月18日(日)午後1:30〜4:00
  • 場所:文京シビックホール 小ホール(文京シビックセンター2階)
  • 定員:300人(区内在住・在勤・在学者200人、その他100人)
  • 費用:入場無料
  • 申込:往復ハガキに「『青鞜』創刊100周年記念講演会」・住所・氏名・電話番号(在勤・在学者は勤務先、学校名も)と返信用にも宛先を明記しアカデミー推進課文化事業係へ。1名につき1応募。
  • 締切:2011年11月28日(月)消印有効
  • 内容:
    • 第一部「無名の母から引き継いだこと」田中優子氏(法政大学教授)
    • 第二部「『青鞜』100年のメッセージを聴く」
      • 〜私たちにとって『青鞜』とは〜米田佐代子氏(らいてうの家館長)
      • 〜祖母の素顔を語る〜奥村直史氏(平塚らいてう令孫)、海藤隆吉氏(富本一枝令孫)

区民、在勤在学者以外も参加できるので、ありがたい。海藤氏は富本一枝令孫とあるが、富本一枝は富本憲吉の妻。奥村氏は今年『平塚らいてう 孫が語る素顔』という本を出版されている(id:musha-gumi:20110826:p2)。らいてうの素顔がうかがえる好著だった。

平塚らいてう?孫が語る素顔 (平凡社新書602)

平塚らいてう?孫が語る素顔 (平凡社新書602)

もう1つは展示。『青鞜』創刊100周年記念展示「『青鞜』から現代へ 私たちが引き継ぐもの」

会場の文京シビックセンターは、文京区役所のある大きなビルにある。地下鉄後楽園駅からすぐ。記念講演会の日に展示をやっていないのは残念だと思う。なぜ講演会の翌日からなのだろう?