谷崎潤一郎『台所太平記』

「Sound and Fury.::メルの本棚。」より。
中公文庫。解説で阿部昭が志賀の「大津順吉」を例に、女中との関係が物語を生み出してきたとしているそうだ。そしてこの谷崎作品を、「女中衰亡史」「日本語の衰亡史」と評しているとのこと。読んでみたい。
http://d.hatena.ne.jp/merubook/20051224