小谷野敦『里見とん伝』

小谷野敦による里見とんの評伝が12/20に中央公論新社から刊行された（「とん」弓編に享。編集画面で入力しても文字化けするが、使用不可能なのか？）。タイトルは『里見とん伝−「馬鹿正直」の人生』。著者のルビも「こやのとん」となっていた（本名は「あつし」）が、本作以降「とん」とするそうだ。
小谷野氏の『谷崎潤一郎伝』は見たことがあったが、里見とんまで守備範囲だとは知らなかったので意表をつかれた。「馬鹿正直」というところに自分との共通項を見つけているとのことだが、どのような本か読むのが楽しみだ。