「益子参考館震災再建基金」やイギリスからの支援

2011/7/8の読売新聞によると、東日本大震災で被災した栃木県益子町の益子参考館復旧のために、栃木県や町、県内企業などが「益子参考館震災再建基金」を7/9に設立とのこと。作品数百点や登り窯2基が損壊、石倉の展示棟にもひびが入り、修復して4/29に開館したが、現在も一部の展示棟が見学できない状態。被害総額は約1.2億円。

同じく益子への支援ということでは、イギリスでの動きもある。「現代イギリス陶芸 ギャラリー・セントアイヴスからのご案内(2011年7月)」によると、2011/6/22にイギリスのソールズベリーで「益子支援チャリティーオークション」が開催され、イギリスの主だった陶芸家、日本の松崎健氏、濱田友緒氏の作品がオークションにかけられたとのこと。落札総額は9,000ポンド(約120万円)に達し、それらはリーチ工房の「Mashiko Earthquake Appeal」を経て、益子の震災復興基金に贈られることになったそうだ。いろいろと重苦しいニュースが多いが、このような支援の動きには心が救われる。