矢野誠一の『昭和の藝人 千夜一夜』(文春新書)は落語家や寄席の芸人の話と思って読んでいたら、演劇人も出てくる。宇野重吉が出てきてびっくり。しかも宇野重吉一座の話や最後の舞台「馬鹿一の死」の千秋楽に楽屋に行った話なども出てきて、ほんとうにびっくりした。ぜひとも見ておきたかった舞台だったが、ほんの少しでも当時の様子を知ることができてよかった。
- 作者: 矢野誠一
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2011/05/01
- メディア: 単行本
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