「国文学 解釈と鑑賞」2007年4月号

特集:旅と文学。日本を舞台に描かれた随筆・紀行文の特集。
長與善郎『九州の旅−新しき村訪問記−』前田角藏(宮崎大学教授)。大正11年9月12日から18日間の旅。村には二泊。そのほか、志賀直哉『早春の旅』1940(昭和15)年、中学生の直吉を連れて関西旅行。中村光夫『暗夜行路の尾道』志賀の評論を書いていた頃、福田恒存に誘われたのを機に、尾道高松へ行く。など。