ニコライ・ゲー「文豪トルストイの肖像」

Bunka muraザ・ミュージアム(東京・渋谷)で開催中の「国立トレチャコフ美術館展 忘れえぬロシア」(〜6/7)に、トルストイ肖像画が出ていると聞き、見には行けないがどんな絵か気になっていた。調べてみると公式サイトに小さく画像が出ていたが、先週末図書館で「サライ」(2009/4/16号)を見ると、同展の小特集があり、その最終ページに「文豪トルストイの肖像」があった。作者はニコライ・ゲー(1831〜94)、熱烈なトルストイ信奉者で、当時56歳のトルストイに頼みこみ、モスクワの自宅で仕事に没頭している姿を描くことに成功したとあった。肉厚で精力あふれる姿は、いかにもトルストイという感じが出ていた。
サライ 2009年 4/16号 [雑誌]