「つつじヶ丘歴史散歩」

昨日(9/11)、実篤記念館主催の「つつじヶ丘歴史散歩」に参加してきた。10時につつじヶ丘駅南口集合。台風でせっかく涼しくなったかと思ったら、また暑さがぶり返してきた。講師は山岡博氏(調布史談会会員。実篤記念館のボランティアもなさっている)。歯切れのよい解説で、とても勉強になった。コースは次のとおり。

  1. 滝坂小学校創立百周年記念碑(実篤書)
  2. 鎌倉道の庚申塚と地蔵菩薩
  3. 甲州街道の難所・滝坂
  4. 金子のイチョウ
  5. 金龍寺
  6. 神代出張所と神代町沿革碑
  7. 常楽院と「思い出のアルバム」歌碑

滝坂小学校は調布市内でも古い学校で、その創立百周年を祝って、昭和48(1973)年に記念碑がたてられ、その字を実篤が書いていた。写真は下記。亡くなる3年前のものだ。学校の前はよく通っていたが、構内に入る機会がなかったので、実篤の字がこんな近所にあるとはまったく知らなかった。

「なぜつつじヶ丘駅の北口は他の駅と比べてもこんなに広いのか」「鎌倉道(井の頭道)は、ここから狛江、和泉多摩川を抜けて、登戸へ」「深大寺用水東掘はこの道路の下を通っている」など、現地で話を聞くととてもよくわかったし、改めて郷土の歴史を考えることができた。
最後は「幼稚園の“蛍の光”」ともいわれる「思い出のアルバム」の作曲者が住職だった常楽院。平成8年に石碑ができた。つつじヶ丘商店街では、12時、15時、18時の3回、この曲が流れる。12時解散。

たからもの

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