今日実篤記念館で開かれた、友の会観梅のつどいに参加してきた。第一部はミニコンサート。出演は邦楽アンサンブル花筏（尺八と箏）と桐朋学園大学音楽学部の方（ヴァイオリン・ビオラ）。箏（そう）で「ジュピター」を演ってしまうのだから、すごい。桐朋学園が近くにあっても、演奏が聴ける機会はそうないので今年も盛況だった。
梅はと言うと、白梅はまだほとんど咲いていなかった。紅梅は三分咲きぐらいだが、八重でかわいらしい花をつけていた。花はまだだが、良い香りがした。少し前はあたたかかったので一気に開くかと思ったが、桜と違って梅は急には開かないようだ。
第二部は友の会交流会。会場はハーモニープラザ（仙川商店街事務所2F）。昨年夏、記念館に「白樺」全160冊を寄贈された、中谷治夫氏の講演があった。父君を通して実篤に会った時の話もおもしろかったが、柳宗悦の事績を中心に話がされた。実篤と柳を美愛眞でつないだ結論がわからなかったが、友の会会員の交流ができてよかったと思う。
梅の写真は「武者組」のトップページに掲載した。
