「緒方拳からの手紙」展へ行ってきた

日本橋三越の「緒方拳からの手紙」展の最終日に行ってきた。人出はあったが窮屈ではなかった。『緒方拳からの手紙』(文化出版局)を予習のつもりで読んで行ったら、本の内容がそのまま展示されていた。出版に使った素材をそのまま展示したような感じ。それなら本を読んでいれば事足りるのだが……。本を読んでいなければ感激したのかもしれないが、本を確認するような作業になってしまった。それでも緒方さんの直筆が見られたのはよかった。「元気」という字はハガキをはみ出しているのだが、その墨色がよかった。本に出ていない文字で「野の花」というのがあり、ご婦人が「やさしい字だ」と誉めていた。

緒形拳からの手紙

緒形拳からの手紙

後半は小池邦夫の師友16人展。最後に東日本大震災の被災地から小池氏に寄せられた絵手紙が展示されていた。会場を出ると展示場と同じぐらいの即売会場。本や絵はがき、画材などが売られており、絵手紙教室もあった。
汐留の「濱田庄司スタイル」展をはしごしようと新橋まで行ったが、お盆休みで閉館。がっかりして渋谷経由で帰る途中、東急東横店で古本市をやっていた(8/17まで)ので立ち寄る。1988年に杜樹画廊で開かれた「武者小路実篤展」の図録を購入。

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白樺学園、負けてしまいました(智弁和歌山に延長サヨナラ負け)。