日本橋三越の「緒方拳からの手紙」展の最終日に行ってきた。人出はあったが窮屈ではなかった。『緒方拳からの手紙』(文化出版局)を予習のつもりで読んで行ったら、本の内容がそのまま展示されていた。出版に使った素材をそのまま展示したような感じ。それなら本を読んでいれば事足りるのだが……。本を読んでいなければ感激したのかもしれないが、本を確認するような作業になってしまった。それでも緒方さんの直筆が見られたのはよかった。「元気」という字はハガキをはみ出しているのだが、その墨色がよかった。本に出ていない文字で「野の花」というのがあり、ご婦人が「やさしい字だ」と誉めていた。
- 作者: 緒形拳,小池邦夫
- 出版社/メーカー: 文化出版局
- 発売日: 2010/09/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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汐留の「濱田庄司スタイル」展をはしごしようと新橋まで行ったが、お盆休みで閉館。がっかりして渋谷経由で帰る途中、東急東横店で古本市をやっていた(8/17まで)ので立ち寄る。1988年に杜樹画廊で開かれた「武者小路実篤展」の図録を購入。
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