うらわ美術館で岸田劉生展を見てきた

先日うらわ美術館まで岸田劉生展を見に行った。今三つな感じだった。
「あえて言おう(ギレン・ザビ風に)、入館料(500円)並みの中味だったと」。交通費分は出ない感じ。
それでもデスマスクの前では黙祷をしてきた。私にとっては岸田麗子の『父 岸田劉生』を読んだ後の悲しみが、今でも胸の裡にある。それぐらい生な感じで劉生をとらえている(自分でも不思議な話だが)。だからいまだに多磨霊園の劉生の墓には行けない。
それから展示室の外に感想や絵を書くコーナーがあるが、そこにある「ド根性麗子」がおもしろかったので、行かれる方はお見逃しないように。