「浅川伯教・巧兄弟の心と眼」(千葉市美術館)

昨日千葉市美術館へ「浅川伯教・巧兄弟の心と眼」を見に行った。観覧者も多く、3時間ほどじっくり見学した。私はまだやきものはわからないようだが、浅川兄弟の人柄と仕事には強く惹かれた。二人の字を初めて見たが、とても丁寧で、好きな字だった。また伯教の絵も簡略化した中にしっかりと形をとらえていて、うまいと思った。
会場入ってすぐ(入口からも見える)の今回のメインの一つ「青花辰砂草花文壺」がやはりよかった。今回出ているやきものの中ではフォルムがいちばん美しかった。また浅川巧の死に間に合わなかった柳の無念さが伝わる、河井寛次郎宛ての手紙も胸に迫ってきた。
展示は来週末10/2まで。会期中だが前売券はモノレールの駅で買える。窓口には何も出てないが、切符を買うようにふつうに買えた。