「悲劇喜劇」2012年3月号(早川書房)にシス・カンパニーの「その妹」評が出るというので、さっそく駅前の書原で立ち読みしてきた(買えよ>自分)。
「対談演劇時評」(水落潔・永井多恵子)の冒頭で「その妹」が取り上げられている。読むと、自然主義かと思ったが心情を吐露した台詞が物語を動かす岡本綺堂の新歌舞伎だとか、亀治郎の見えない目の演技がとか、唐突に柳田国男の「妹の力」が引かれる(本当に関係あるのか?)とか、シス・カンパニーのキャスティングの力だとかあって、参考にならなかった。
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2012/02/07
- メディア: 雑誌
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