「『或る女』と『暗夜行路』−「白樺」・非「白樺」」(神奈川県立近代美術館・葉山)

引き続いて14時から、同館講堂で紅野敏郎氏の講演会。白樺派研究の第一人者とあって、やや舞い上がって一番前で聴講。最初にお歳を87歳と6ヶ月と聞いて驚いた。椅子にかけてはおられたが、しっかりとしたお声で最後まで力強くお話をされた。これまでの研究成果と、今年鎌倉文学館でなさったお話を、角度を変えてお話しいただいたが、作品を深く読み込まれていてとても勉強になった。感激でうまくノートがとれなかったが、後日まとめてみたい。