「『ある青年の夢』を読む」を受講

今日の午後は、実篤記念館の読書講座「『ある青年の夢』を読む」を受講してきた。講師は、瀧田浩先生(二松学舎大学)。会場は調布市東部公民館会議室で、ここに入るのは初めて。第一次大戦時の反戦文学と言われるが、内容をよく読むと、反戦の可能性と不可能性を同時に表現した作品であるというお話だった。同時代評や当時の世界の様子を紹介しながら、第一幕を中心に丁寧な説明だった。
ちょうど東部公民館の廊下では、昭和30年頃の仙川の写真が展示されていた。まだほとんど店や人家のないころで、最近の様子から考えると隔世の感があった。