展覧会

「人と筆跡」展(調布市文化会館たづくり)

調布市文化会館たづくり(京王線調布駅南口より徒歩3分)では、「人と筆跡」展を開催中。実篤記念館と調布市文化・コミュニティ振興財団の共催。会期は9/19(土)〜10/25(日)。武者小路実篤記念館の所蔵品から、実篤の書と実篤愛蔵の書などを展示。また、志賀…

「画を見る喜び かく喜び」(実篤記念館)

武者小路実篤記念館では秋季展「画を見る喜び かく喜び」を開催中。会期は9/5(土)〜10/12(祝)。実篤愛蔵の絵画と、実篤自身による絵画を展示。実篤の作品は「大調和」「自在(なまず)」などの墨画淡彩と、「鏡中の我」「蔬菜図」などの油彩画(後者は実篤最…

「中川一政・東洋の心」(真鶴町立中川一政美術館)

真鶴町立中川一政美術館では、「中川一政・東洋の心 −一政東洋書画コレクション 一休・八大山人他」を開催する。会期は、9/17(木)〜11/17(火)。2008年末に遺族から寄贈された一政愛蔵の東洋書画コレクション30点を初公開。一政の作品と交えて展示し、中川芸…

「民藝と仏教美術〜柳宗悦のこころうた〜」(アサヒビール大山崎山荘美術館)

アサヒビール大山崎山荘美術館では、「民藝と仏教美術〜柳宗悦のこころうた〜」展を開催する。会期は9/2(水)〜10/25(日)。民藝からとらえた仏教関係の作品を紹介する展覧会。木喰仏、大津絵、浄土教美術を展示。 9/19には水尾比呂志氏による講演会「柳宗悦の…

柳宗悦の世界−生誕120年記念特別展(日本民藝館)

日本民藝館では、「柳宗悦の世界−生誕120年記念特別展」を開催する。会期は9/8(火)〜11/19(木)。柳の全体像を見る良い機会だと思う。 なお展覧会開催中の毎月第2第3水曜・第2第3土曜に、旧柳宗悦邸を公開する(10時〜16時30分、入館は16時まで)。また8/17か…

夏休み企画「もっと知りたい 武者小路実篤」(実篤記念館)

武者小路実篤記念館の夏休み企画「もっと知りたい 武者小路実篤」を見学してきた。毎年夏休みに開催している、実篤入門的な展示。実篤の活動全体を見ることができる。初めて見学される方にはおすすめ。来週末8/30(日)まで。 今回おもしろかったのは、実篤三…

山下清展(高崎市タワー美術館)

白樺周辺の外縁かもしれないが、山下清の展示は一応フォローしておく。 「山下清 天才画家の旅景色」 2009年6月26日(金)〜7月28日(火) 高崎市タワー美術館(群馬県) http://www.city.takasaki.gunma.jp/soshiki/art_museum/t/

「白州正子と細川護立」(永青文庫)

永青文庫(東京・目白台)では、夏季展示「白洲正子と細川護立〜最後の目利きから学んだもの〜」を開催中。会期は6月27日(土)〜9月13日(日)。白州が細川から美術品を見せてもらいながら美意識を養ったことから企画されたようだが、白州正子というと青山…

野島康三展

京都国立近代美術館(京都市)では、「生誕120年 野島康三展−ある写真家が見た日本近代−」を開催する。会期は今年7月28日(火)〜8月23日(日)。写真家であると同時に白樺派周辺の美術家の支援をした人で、その活動には注目している。 京都国立近代美術館 h…

来年、大原美術館で白樺記念展

大原美術館では、来年1/1〜2/28に「コレクションテーマ展 白樺派誕生100年 夢の美術館」を開催する。白樺美術館からの寄託を受けており、白樺同人やその周辺へのゆかりの深い大原美術館での記念展だけに、ちょっと遠いが行けないだろうかと思う。まだ時間は…

柳宗理展は7月に横浜へ巡回

現在松本市美術館で開催中の「柳宗理展」(5/16〜6/28)は、横浜美術館アートギャラリーに巡回する。会期は(7/7〜8/31)。みなとみらいか中華街に行くついでがあれば立ち寄りたいが、このころ同館では「フランス絵画の19世紀 美をめぐる100年のドラマ」を開…

ゴーギャン「かぐわしき大地」は8月末までの展示

東京国立近代美術館で開かれる「ゴーギャン展」(7/3〜9/23)に、大原美術館所蔵の「かぐわしき大地」が出展されるが、公開は8/30まで。見たいときは要注意。 大原美術館/現在貸し出し中の所蔵作品 http://www.ohara.or.jp/200707/jp/4_info/data/004.html

川上澄生と民藝展

鹿沼市川上澄生美術館では「川上澄生と民藝展 −濱田庄司、芹沢硑介、塚田泰三郎、棟方志功と共に−」を開催中である。会期は6/5〜8/30。川上は民藝に興味があり、烏山の和紙や益子焼を調べたりしていたそうで、川上作品を民藝の視点からスポットをあたるとと…

「白樺」創刊百周年記念展(白樺文学館)

白樺文学館(千葉県我孫子市)では、10月31日まで「白樺」創刊百周年記念展を開催中である。「来年『白樺』創刊100年を迎えますが、今回はその前段の『プレ100年』としての企画展」としているが、創刊から震災による終刊までの全号などを展示して…

「『白樺』誕生100年 白樺派の愛した美術」

京都文化博物館(京都市中京区)では、「『白樺』誕生100年 白樺派の愛した美術」を6月6日(土)〜7月20日(祝)まで開催する。「白樺」創刊100年を記念して、「白樺」が紹介した西洋美術や同人の作品を展示する。いろいろ出ているが、注目はポー…

「茶と美−柳宗悦・茶を想う」(大阪日本民芸館)

大阪日本民芸館(大阪・千里)では、春季特別展「茶と美−柳宗悦・茶を想う」を開催中である。会期は、3/12(木)〜7/12(日)。柳は茶の湯を批判したが、自らが理想とする茶会を1955年と56年に開いており、そのときの茶器などから柳の茶の湯を探る展示。 なお、5…

「岸田劉生展」に行ってきた

五月晴れの新宿へ、「岸田劉生展」を見に行ってきた。肖像画だけの展覧会でコンパクトにまとまっていた感じ。もっと見たいという欲求はあるが、きりがないのでよしとしよう。こちらを見返してくる自画像がよかった。全国各地からよくぞ集まってきたと感心し…

「岸田劉生展」の展示作品

昨日の日経新聞に、新宿の岸田劉生展の紹介記事が見開きで載った。掲載されている作品は以下の通り。 「古屋君の肖像(草持てる男の肖像)」 「高須光治君之肖像」 「男の像」(上記高須像の習作のようだ) 「黒き帽子の自画像」 「B・L・の肖像(バーナー…

「岸田劉生展」待ち

前売り券も買って、楽しみにしている「岸田劉生展」(損保ジャパン東郷青児美術館)。大原美術館の「現在貸出し中の所蔵品」を見ると、「画家の妻」も東郷青児美術館に来ている。よしよし。 「現在貸出し中の所蔵品」(大原美術館) http://www.ohara.or.jp/…

北海道立文学館で実篤の原稿公開

毎日新聞によると、北海道立文学館で開催中の「特集『フロンティア』−60・70年代の北海道」で、実篤の原稿が公開されている。 北海道電力の広報誌「フロンティア」に寄せられた原稿が北海道立文学館に寄贈され、今回展示されているとのこと(4/11(土)〜5/17(…

ニコライ・ゲー「文豪トルストイの肖像」

Bunka muraザ・ミュージアム(東京・渋谷)で開催中の「国立トレチャコフ美術館展 忘れえぬロシア」(〜6/7)に、トルストイの肖像画が出ていると聞き、見には行けないがどんな絵か気になっていた。調べてみると公式サイトに小さく画像が出ていたが、先週末…

岸田劉生展@損保ジャパン東郷青児美術館、有島三兄弟展@鎌倉文学館

4/25〜7/5に、まったく同じ会期だが、損保ジャパン東郷青児美術館で「没後80年 岸田劉生−肖像画をこえて−」が、鎌倉文学館で「有島三兄弟 それぞれの青春」が開催される。どちらも行ってみたい展覧会だ。 損保ジャパン東郷青児美術館(東京・新宿) http:/…

棟方志功展@日本民藝館、ルオー大回顧展@出光美術館(門司)

3/31から日本民藝館で特別展「棟方志功−倭画と書の世界」が、4/3から出光美術館(門司)で「ルオー大回顧展」がそれぞれ開催された。ともに6/14まで。 − 日本民藝館(東京・駒場) http://www.mingeikan.or.jp/ 出光美術館(門司)(福岡県北九州市) http:/…

「近代絵画、セザンヌから梅原・安井まで」@永青文庫

肥前・細川家の美術品を保存・公開している永青文庫では、今日から「近代絵画、セザンヌから梅原・安井まで」を開催している(6/21(日)まで)。梅原龍三郎の「紫禁城」や児島喜久雄の細川護立宛ての手紙などが展示されている。目玉はセザンヌの「登り道」だ…

「直筆色紙展〜長崎ゆかりの文学者を中心に〜」(長崎県立長崎図書館)

ちょっとした展示だが、見つけたので書いておく。 長崎県立長崎図書館の郷土資料展示室で、「直筆色紙展〜長崎ゆかりの文学者を中心に〜」が開かれている(1/24〜4/12)。長崎県ゆかりの文学者の色紙が展示されているそうだが、それらにまじって実篤の色紙も…

「ルオー収蔵作品展 色の秘密」(パナソニック電工・汐留ミュージアム)

京王線新宿駅からJR新宿駅へとつながる地下通路にはいろいろな広告が出るが、最近は美術展のものが多い。見ているだけでも楽しいものだ。ふと見るとパナソニック電工・汐留ミュージアムでのルオー展のポスターもあった。 「ルオー収蔵作品展 色の秘密」2/…

「山下清展」の巡回先

「サライ」2009年1月22日号(最新号)を見ていたら、山下清展のカラー小特集があった。貼り絵が何点か紹介されていたが、最後に「ぼけ」という油絵があり、解説にあるようにゴッホ似できれいな絵だった。 この記事に同展の巡回先が書かれていた。関東…

来年度出光美術館(門司)で、ルオー展と富本憲吉展

「出光美術館メール情報サービス」(平成21年睦月)で、来年度の展示予定が出ていた。それによると、出光美術館(門司)では、 ルオー大回顧展 4月3日(金)〜6月14日(日) 板谷波谷と富本憲吉 −近代陶芸のパイオニア− 6月19日(金)〜8月30日…

今春、日経新聞による岸田劉生展

1月17日付の日経新聞によると、同社の事業として「岸田劉生展」が予定されているとのこと。肖像画を中心に、損保ジャパン東郷青児美術館(東京・新宿)にて、4月25日から7月5日まで。昨年も岸田劉生展が各地で開かれたが、今年も劉生の年になるのだ…

「画家岸田劉生の軌跡」(笠間日動美術館)

笠間日動美術館(茨城県笠間市)では、「画家岸田劉生の軌跡 油彩画、装丁画、水彩画などを中心に」が開催中である。会期は1月15日(木)〜4月19日(日)。昨年全国を巡回していた展示の最後か? 笠間日動美術館 http://www.nichido-garo.co.jp/museum/…