城米彦造展に行ってきた

夕方すべりこみで九段生涯学習館の城米彦造展を見てきた。絵は絵はがきで見るよりずっといい。ぜひオリジナルのスケッチブックサイズで見るべきだ。知っているところの絵があるとじっと見入ってしまう。神保町の救世軍の角から新しき村東京支部に向かう商店街など、そうそうここをこう入ってと思って見ていた。ガリ版の月刊城米彦造詩集もすごいし、林忠彦が撮った活字をひろっている城米の姿もなんだか胸にせまった。色紙にバラや向日葵を描いて詩をつけたものなんかは、師と仰ぐ実篤に(悪い意味ではなく)そっくりで、ほほえましかった。好きな人には影響され、似てしまうものなのだ。それぐらい好きということである。
明日までだが、興味のある方はぜひ行かれるよう、おすすめする。