新聞各紙によると、奈良市高畑の旧志賀直哉邸の修復工事が終わり、5月2日から公開されたとのこと。1929(昭和4)年4月から1938(昭和13)年4月まで住んでおり、高畑サロンと呼ばれ、多くの友人などが訪ねてきた。
老朽化により解体されるところだったが、地元住民による保存運動で1978年に奈良学園が買い取り、一部公開していた。2000年に国の登録有形文化財になったが、近年雨漏りや床が抜けるなどの老朽化が進んだため、2008年11月から修復工事を行っていた。サンルームの鴨居の高さを低くしたり、漆喰塗りの塀を土塀に戻す等の復元も行い、今回の公開となった。
- 「暗夜行路」ここで執筆、志賀直哉旧居復元し公開…奈良 : ニュース : 関西発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
- 志賀直哉旧居:改修終え一般公開 「暗夜行路」執筆 奈良 - 毎日jp(毎日新聞)
- asahi.com(朝日新聞社):志賀直哉旧居、改修終了 暗夜行路執筆の書斎など公開
- 志賀直哉の旧居公開 「暗夜行路」執筆の和室も 奈良(日経新聞)