原田宗典『たまげた録』

原田氏の新刊『たまげた録』が7/31に講談社から出る。以前紹介した「武者先生の驚き」も掲載されているはず。 講談社のPR雑「本」2008年8月号に載った、「『たまげた録』の顛末」(これも原田氏)は、webで全文が読める(私は雑誌で読んだが)。 http://shop…

発見。角川文庫夏の100冊(2008)

角川文庫の100冊にも実篤は入ってない。冊子をパソコン卓に投げようかとしたところ、最後のほうの「角川文庫60年の歩み」を見てびっくり。右下の新しき文庫の時代来る!!というところに「新社屋祝賀会終了後の武者小路実篤」(昭和28年11月)とい…

ナツイチ集英社文庫夏の一冊(2008)

昨年は蒼井優の表紙で『友情・初恋』が話題となった集英社文庫だが、今年はあっさり選から漏れた。去年がスペシャル版だったから、今年はふつうの表紙でとはいかないのだろう。 http://bunko.shueisha.co.jp/natsuichi2008/index.html

新潮文庫の100冊(2008)

『友情』は今年は入っていた。帰り咲き。コピーや紹介文はこれまでと同じ。 「ロングセラーの、これがトップ20」というコラムでは、初版から2008年3月末までの累計発行部数上位20が出ているが、『友情』は去年と同じ4位。 http://100satsu.com/

岩波文庫夏の一括重版

岩波文庫夏の一括重版の中に、里見とん『極楽とんぼ 他一篇』があった。7/10発売。里見の本が出るのも久しぶりな気がする。

『柳宗悦コレクション−日本の美』

『用の美 柳宗悦コレクション−日本の美』という本が上下巻で出ていた。日本民藝館監修、藤森武撮影。世界文化社から6/11刊。未見だが豪華本のようだ。

チェックした本

『日本民藝館手帖』日本民藝館監修、ダイヤモンド社 (2008/2/29) 書店で見かけたが良い感じの本だった。よくは見ていないが。

『戦間期日本の社会集団とネットワーク』

猪木武徳『戦間期日本の社会集団とネットワーク デモクラシーと中間団体』(NTT出版)という新刊を見かけた。表紙が劉生の「切り通しの写生」なので、思わず反応した。それだけ。 [rakuten:book:12863793:image] 上記は楽天からの画像リンク。これまでAmazon…

チェックした本

『日本民藝館へいこう』(とんぼの本)坂田和實、尾久彰三、山口信博ほか 5月刊行予定、新潮社 http://www.shinchosha.co.jp/tonbo/ 武藤康史『文学鶴亀』国書刊行会 「紅野敏郎の直言」「里見とんを呼ぶ声」ほか

白洲正子『韋駄天夫人』

表紙が梅原。それだけです。

『池袋モンパルナス―大正デモクラシーの画家たち』

宇佐美承/著、集英社文庫。「四谷書房日録」(id:yotsuya-shobo:20080117)で見つけたので、図書館で借りてみた。「白樺」とふらんすという章があり、ゆるやかだが白樺派との関連が書かれていた。実篤や有島生馬の名前が散見される。ちょっと読んでみよう。

『教科書でおぼえた名詩』

本屋で『教科書でおぼえた名詩』(文春文庫)という本を見つけた。洋の東西の有名な詩が載っていたが、実篤は「一個の人間」が選ばれていた。たしかに教科書で読んだとか、先生が授業で紹介したので知っているとブログで書かれることが多い作品だ。

「ナツイチ」の反響(その5)

さらに、『友情・初恋』を買った人たちの記事。 今日は朝から♪〃|。.・*+゚*Emmyのにッチ帳*゚+*・.。 パパに買ってもらう。実篤を知らなくてびっくりされる。 http://ameblo.jp/emmy-21/entry-10044167525.html ついです、つい...−ナツイチ2007−|拝啓マッ…

「ナツイチ」の反響(その4)

徐々に数は減っているようですが、『友情・初恋』を買った人たちの記事。 集英社 ナツイチ - 七栗堂製作日誌 「店で見つけてソッコー買いましたとも」 http://7kurido.blog.drecom.jp/archive/184 Tokyo Chill Out:精神的に向上心のないものは馬鹿だ 「これ…

「ナツイチ」の反響(その3)

さらに、『友情・初恋』を買った人たちのレポート。 素敵な本との出会い・・ - まったりな、コレクション&トレード 「まだ、ほんの数ページしか読んでませんが、かなり引き込まれております〜。(略)たぶん、蒼井優さんの表紙じゃなかったら目に止まらなか…

角川文庫、夏の百冊

新潮、集英社ときて、角川にふれていなかったが、こちらは「白樺」関係は全くなし。かろうじてトルストイ『新版 人生論』があるだけ。「人間の生命と真の愛を論じた人生教本・初歩編」とあったが、初歩にしてはすごく難しくないか。

「ナツイチ」の反響(その2)

『友情・初恋』蒼井優バージョンの売れ行きなど。 ナツも読書|third-grid http://ameblo.jp/third-grid/entry-10039748319.html Hi !!! http://blog.duogate.jp/boomkat/entry/detail/?EP=16527932 edelweiss | あさどく http://edelwise24.jugem.jp/?eid=1…

岩波文庫、夏の一括重版

7/12発売。水尾比呂志編『柳宗悦民藝紀行』。その他に、小宮豊隆『夏目漱石』(上中下)、高村光雲『幕末維新懐古談』など。

「ナツイチ」の反響

blogを検索して、「ナツイチ」の蒼井優の表紙で『友情・初恋』がどれだけ売れているか、チェックしてみる。 ○●立花の感想記録紙●○ 望月花梨・・・緑の黒髪 http://blog.goo.ne.jp/tatibananomi/e/744f63566f76e39cb3573e9ea0d8c616 Taron35 から観た…

集英社文庫「ナツイチ」

そんなことをしているうちに、集英社文庫がちょっとタイヘンなことになっている。今年のセレクションも個人的には食指がのびなかったが、『友情・初恋』が入っているのはうれしかった。しかも2007ナツイチ限定カバーというのになっていて、蒼井優(とい…

新潮文庫の100冊(2007)

今年も夏の文庫フェアが各社で始まった。新潮文庫はどうかと、書店でキャンペーンの小冊子を入手し、チェックしてみる。?!『友情』は落選か(嘆息)。 「ロングセラーの、これがトップ20」というコーナーでは、4位に『友情』が入っているが、これも過去…

「華族 歴史大事典」

新人物往来社から、「別冊歴史読本70号 華族 歴史大事典」が刊行された。本日発売。華族についての基礎知識から系図、事件簿では相馬事件や赤化華族などもとりあげられている。 今月の新刊 http://jinbutsu.jp/shinkan.htm

『輝ける文士たち』

吉川英治記念館の学芸員の方のblogで『輝ける文士たち 文芸春秋写真館』を知った。おいそれと買える値段ではないので、図書館で借りた(が、それをすっと買ってしまう前述の学芸員さんはすごい)。 実篤は徳川夢声といっしょに写っている写真があった。玉ね…

「国文学 解釈と鑑賞」2007年4月号

特集:旅と文学。日本を舞台に描かれた随筆・紀行文の特集。 長與善郎『九州の旅−新しき村訪問記−』前田角藏(宮崎大学教授)。大正11年9月12日から18日間の旅。村には二泊。そのほか、志賀直哉『早春の旅』1940(昭和15)年、中学生の直吉を連…

復刻版『幸福者』

復刻版はセット販売のため、さすがに個人では買えない。図書館に入ったので借りてみた。活字は当然古いが、判型も今と違う。横10.5cm、縦16cm。縦が長い(今の岩波文庫は15cmない)。縦は岩波同時代ライブラリーと同じだが、横はそれより7mmぐらい短い。★★で…

広田不孤斎『骨董裏おもて』

実篤も個展を開いた壺中居の創業者の本。「芸術新潮」にて知る。

『岸田劉生随筆集』

岩波文庫の『岸田劉生随筆集』酒井忠康編が、5/16重版再開。 『摘録 劉生日記』は品切重版未定。

『古美術読本(五)絵画』

光文社、知恵の森文庫。2007/1/6に出たばかり。書原で見つける。 実篤の「日本の三大画家」が載っている。鳥羽僧正、光長、信実。語り口がおもしろい。

『“文学少女”と繋がれた愚者』

野村美月著。ファミ通文庫。作中、実篤の「友情」が出てくるらしく、年末の発売以降、「友情」に言及するblogが激増。ライトノベルは専門外のため、ちょっととまどっている。

岩波文庫創刊書目[復刻]で実篤『幸福者』

岩波文庫創刊80年記念 岩波文庫創刊書目[復刻]全23冊セットに、 武者小路実篤『幸福者』が入っている。12/26発売。セット定価21,000円とあるから分売は難しかろう。 岩波文庫は1927(昭和2)年7月創刊。本のサイズ、紙質、表紙の色まで、当時の姿を…