今週末から実篤記念館で秋の特別展「生きること〜高田博厚と実篤〜」が開催されるが、見学にいく前に少し予習をしておこう。とは言っても、高田について知っていることをあやしげな記憶をもとに書き出しておいて、それを手がかりに展示をフォローするという試み。小なりといえども問題意識を持って見学した方が、得るものもより大きくなるのではないかと思ったからだ。
と言うことで、あやふやな知識も含めて以下に書き出しておく。
- 「たかたひろあつ」と読む。「たかだ」と濁らない
- フランスで長い間暮らしていた。時期とか期間はちょっとわからない
- 彫刻家
- ロダンつながりで、高村光太郎とも親交があった
- 岩波文庫の『ロダンの言葉』を光太郎と共訳(もう一人訳者がいたはず)
- 長野県豊科?の美術館に多くの作品が常設展示されている
- 鎌倉にも遺族から作品が寄贈されている
- 埼玉の大東文化大学のある駅前にも、高田の作品を野外展示した通りがある
- 人物の彫像(頭部を中心)が多い
- 実篤像もあるが、似ているのかどうか、よくわからない。少なくとも、劉生の実篤像とも、実篤による自画像ともつながらない
- 白樺派で言うと「第三世代」(と今勝手に決めた。中川一政とかと一緒。白樺派には○○世代という呼び方はない)
- 講談社文芸文庫から随筆集が1冊出ている
……こんなところか。